女性が空き巣犯を追跡、取り押さえ…報奨金第1号

空き巣情報の通報が犯人の現行犯逮捕につながったとして、愛知県警瑞穂署は名古屋市瑞穂区内の女性に感謝状を贈った。愛知は住宅侵入盗被害が都道府県別で12年連続全国ワースト。8月から空き巣などの犯人検挙に結びついた情報提供者に、報奨金を支払う全国初の取り組み「住宅ドロボウ通報応援制度」が始まっており、今回が適用第1号となった。
同署によると、女性は8月9日午前9時50分頃、集合住宅にある自宅で叫び声を聞き、ベランダから上階をのぞくと、住民が空き巣犯とみられる男を押さえ付けているところを発見し、110番した。男はその場から逃げたものの、女性は住民とともに追いかけて取り押さえて、駆けつけた署員に引き渡した。
女性には3日、瑞穂署からの感謝状に加えて、住宅メーカーなどでつくる県住宅防犯対策協議会から報奨金1万円が贈られた。
同署の冨田幸宏・生活安全課長は「制度を通じて市民の侵入盗への関心を高め、犯人検挙を進め、被害を食い止めたい」と話した。