去年10月、大阪府貝塚市の岩礁で両足を縛られた男性の遺体が見つかった事件で、逮捕された男3人のうち1人が岸和田市内の岸壁から男性の遺体を海に投げ捨てる様子が、付近の防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
飲食店経営の中村僚希容疑者(27)ら男3人は去年10月、アルバイトの男性(当時26)の遺体を海の中に遺棄した疑いが持たれています。男性は翌月、貝塚市の岩礁で両足をテープで縛られた状態で死亡しているのが見つかりました。
その後の捜査関係者への取材で、男性が3人に連れ去られた約12時間後、中村容疑者が岸和田市地蔵浜町の岸壁から男性の遺体を海に投げ捨てる様子が、付近の防犯カメラに映っていたことが新たに分かりました。
3人は大阪市内で男性を車に押し込んで監禁したなどの罪でも逮捕・起訴されていて、警察は男性が死亡した経緯などについて詳しい調べを進めています。