大阪府の岸和田市長に2度目の不信任決議案が2月17日に提出される見通しです。
岸和田市をめぐっては、女性との性的関係をめぐる裁判で和解した永野耕平市長が市議会から不信任決議案を可決され、議会を解散。2月2日に市議選が投開票されるも、不信任に賛成した前職20人が当選しました。
2月14日、それぞれの会派の幹事長らが協議した結果、市議会が始まる17日に永野市長に対して「大義なき解散だった」などとして2度目の不信任決議案を提出する方針を固めたということです。
(公明党 岩崎雅秋議員)「(不信任決議案は)内容的には前のを基本としています。今回はそれプラスアルファ大義のない解散。(選挙に)莫大なお金をかけて、市民の血税を使ってもおりますので」
不信任決議案は2度目の提出のため、過半数が賛成すると再び可決されます。関係者によりますと、2度目の不信任決議案も可決される見通しで、その場合、永野市長は17日に自動失職となり、50日以内に市長選が実施されます。