給食の食パンにネズミがかじった跡、食べる前に児童が発見…岩手・花巻市

岩手県花巻市教育委員会は14日、花巻市内の小学校の給食で提供された食パンと包装袋にネズミがかじった跡が見つかったと発表した。健康被害は確認されていない。
市教委学校給食管理室によると、パンは市内の給食センター1か所から配食された。今月5日に市内の小学校の給食で、袋が破けているのを児童が見つけて報告。パンには穴が開いていた。報告を受け、市内の27小中学校では給食でのパンの提供を停止した。パンの製造業者が検査機関に依頼した結果、袋とパンのいずれもネズミがかじったと結論づけた。
県内では今月6日に盛岡市内で給食のパンの袋が破けた報告があったが、花巻市教委によると、今回と同じ製造業者だったという。