神戸・三宮の商業ビルで2月、エレベーターが上り下りする空間の底で男性が倒れているのが見つかり、その後死亡したことをめぐり、3月3日午後、国土交通省の「昇降機等事故調査部会」の委員らが現場ビルに調査に入りました。
▼芦屋市の医師がエレベーターピットの底で見つかる…死亡が確認
2月27日未明、神戸・三宮の商業ビルで、エレベーターピット=エレベーターが上り下りする空間の底で、芦屋市の医師・田中翔さん(31)が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
司法解剖の結果、田中さんの死因は、背中を強く打ったことによる「血気胸」でした。
▼かごが来ていないのに扉が開いていた…4階から転落か
捜査関係者によりますと、田中さんは27日未明、カラオケ店(ビルの2階~8階に入る)の4階の部屋を知人らと利用。1人で部屋を出た後に、行方が分からなくなっていたということです。
田中さんが発見された時、エレベーターの「かご」は3階に停止していた一方で、4階のエレベータの扉が開いている状態だったということで、田中さんはそこから転落した可能性があるとみられています。兵庫県警は業務上過失致死などの疑いも視野に捜査しています。
エレベーターの設備会社によりますと、本来は「かご」と「扉」が一緒にならないと開かない仕組みになっていて、去年12月の点検では異常はなかったということです。
▼国交省の「昇降機等事故調査部会」による現場調査始まる
この事案をめぐり、3月3日午後、国交省の「昇降機等事故調査部会」の委員らが、現場ビルに調査に入りました。