札幌の76歳男性遺体は殺害と断定 首絞められ、手足縛られた状態

札幌市北区新琴似の自宅で、会社役員の阿部芳彦さん(76)が遺体で見つかった事件で、道警は3日夜、阿部さんが首を絞められ殺害されたと断定し、札幌北署に捜査本部を設置した。遺体は室内のクローゼットの中から、手足を縛られた状態で見つかったことも判明。道警は180人態勢で捜査を始めた。
司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる窒息死で、1日ごろに死亡したとみられる。眉の周辺に出血があったほかに、大きな外傷はなかった。
阿部さん宅は店舗兼住宅の2階建てで、遺体が見つかったクローゼットは2階にあった。窓や鍵は壊されておらず、室内に荒らされた形跡はなかった。
阿部さんは札幌市内でコンビニエンスストアを2店舗経営する会社の役員。近隣の住民によると、自宅の1階でコンビニを経営していたが、数年前から他の業者に貸していた。
道警によると、阿部さんの妻は入院中で、1人暮らし。3日午前0時10分ごろ、阿部さんが利用していた食事宅配サービスを提供するコンビニから、「弁当を数日間受け取りに来ていない」との連絡を受け、阿部さんの長男と孫が安否確認に訪れたところ、遺体を発見し110番した。
【山下智恵、源馬のぞみ】