「拘留されたくなければ200万円」警察官装う電話 宮古島市の自営業男性、詐欺被害

宮古島署は28日、県外の警察官や検事を装ったおれおれ詐欺で、宮古島市に住む自営業の50代男性が現金200万円をだまし取られたと発表した。
同署によると8日午前3時ごろ、男性の携帯電話に県外の警察官や検事を名乗る男から「詐欺事件の主犯格として逮捕した男が、あなたから口座を買ったと供述している」「拘留されたくなければ被害額1億円のうち、2%にあたる200万円を支払う必要がある」などとうその連絡があった。
男性は携帯のショートメッセージで主犯の供述調書とされる画像を見せられて信じ込み、近くの金融機関から4回、現金計200万円を振り込んだ。
その後に連絡がないことを不審に思い、署に相談して詐欺と分かった。