フィリピン航空機客室内で発煙 羽田空港に緊急着陸 機体の空調設備に不具合が生じた可能性 緊急着陸後にフィリピン国籍の40代女性が体調不良訴え

きょう(10日)未明、飛行中のフィリピン航空機が機内で煙が出たとして、羽田空港に緊急着陸しました。
国土交通省の東京空港事務所などによりますと、きょう午前2時20分ごろ、フィリピン航空のフィリピン・マニラ発ロサンゼルス行きの旅客機が、「飛行中に客室内で煙が発生した」として緊急事態を宣言しました。
その後、この便は目的地を変更し、午前3時半ごろ羽田空港に緊急着陸しました。
この影響で、着陸した「C滑走路」が一時閉鎖され、一部の出発便に遅れが出たということです。
この便には、乗客乗員あわせて369人が乗っていましたが、緊急着陸後にフィリピン国籍の40代の女性が体調不良を訴えたということです。
国土交通省によりますと、機体の空調設備に不具合が生じて煙が出た可能性があるということです。