「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる

「以前から興味を持っていました分野をはじめ、様々な学問の分野を学べることに感謝をしております。そして、学業以外の活動も楽しんでいきたいと思います」──4月5日、秋篠宮家・悠仁さまが筑波大学の入学式に出席された。皇位継承権を持つ男性皇族が、学習院以外の大学に進学されるのは戦後初めてとなる。
「悠仁さまが進学された生命環境学群生物学類では、1年次から必修講義と基礎生物学実験があり、複合的な視点から生物学を学ぶことができます。幼い頃からトンボなどの昆虫をはじめとした生物全般の生態に深く興味を持たれていた悠仁さまにとっては、良い環境と言えるでしょう」(宮内庁担当記者)
当日の筑波大学の筑波キャンパスでは、悠仁さまを歓迎するムードで大きな盛り上がりを見せていた。SNSでは〈悠仁さまに部活のビラ渡せた!〉〈悠仁さまとお話しできて嬉しい〉など、悠仁さまと言葉を交わした筑波大生の投稿も反響を呼んでいた。筑波キャンパスでは、授業が開始する4月14日から本格的に新年度が始まるとのことだ。
そんななか、筑波大生の間では密かに“あるブーム”が起きつつあるという。発端となったのは、とある筑波大生の〈悠仁さんにうなぎパイ渡せた!〉という投稿。静岡県浜松市の銘菓「うなぎパイ」を悠仁さまに手渡したという内容がXで投稿され、これを見た学生たちが次々と「自分も地元の銘菓を“献上”したい!」とSNS上で名乗りをあげたのだ。
学生らには「ぜひとも、自慢の地元銘菓を召し上がっていただきたい」という無邪気な思いしかないだろう。一方で、「皇族に食べ物を渡すのは大丈夫なのだろうか?」と懸念の声も上がっている。
懸念されるリスク管理
実際のところ、悠仁さまが同門生からお菓子をもらった場合のリスク管理はどうなっているのだろうか。皇室ジャーナリストの神田秀一氏が解説する。
「食品に関するリスク管理は難しいところもありますが、悠仁さまの警備には厳戒体制が敷かれています。2025年1月に警察庁長官に就任した楠芳伸氏は、従来の犯罪捜査の範囲内だけで安心しないように 警察の総力を挙げて警戒するよう通達を出しています。
そのため、悠仁さまが同門生から食べ物を受け取った場合は、専門家を通して厳正な安全確認を行うことも考えられる。少なくとも、その場で召し上がられるということはありません」
3月には、宮内庁が悠仁さまの通学方法について、赤坂御用地の秋篠宮邸から車で通う方法と、大学の近くに借りた民間の集合住宅の一室から通う方法を組み合わせて通学されることを発表している。
「もしも受け取られた食品について調査をすることになった場合は、悠仁さまが大学近辺におられる時は茨城県警が、御所にお帰りになる時には御所周辺の皇宮警察が厳重に調査をするという“2面体制”で警護にあたることになるでしょう」(同前)
悠仁さまは厳戒態勢のなか “華のキャンパスライフ”を送られるようだ。