任期満了に伴う兵庫県宍粟市長・市議選が27日投開票され、市長選は現職の福元晶三氏(71)=無所属=が、元市議の大畑利明氏(72)=同政治団体「宍粟党」副代表の赤硲康之氏(46)-の2新人を退け、4選を果たした。福元氏は3期12年の実績に加え、市が計画を進めている新病院整備の必要性を訴え、支持を得た。
また、21人が立候補した市議選(定数16)も、同日夜に新しい顔ぶれが決定。当選者は、現職が5人だったのに対し新人は11人で、新旧交代が一気に進む結果となった。
当日有権者数は2万8684人、投票率は両選挙とも70・25%(前回いずれも無投票)だった。