天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは8日、2025年大阪・関西万博視察のため1泊2日で大阪府に入られた。
愛子さまは、1周約2キロで「世界最大規模の木造建築物」のギネス世界記録にも認定された万博のシンボル「大屋根リング」をご覧に。建築材の約25%に東日本大震災で被災した福島県浪江町産のヒノキやスギが活用されたと説明を受け、「復興のためにも非常に良いですね」と喜ばれた。
リサイクルがテーマの「日本館」や、愛子さまの勤務先である日本赤十字社が運営する「国際赤十字・赤新月運動館」も視察し、担当者に熱心に質問を重ねられた。居合わせた来場者の声かけにも手を振り、にこやかに応じられていた。
愛子さまは9日も会場を訪れ、シンガポール館や、食をテーマにした「EARTH MART」(アースマート)などの展示をご覧になる。