福岡県筑紫野市の男性が、出会い系サイトで知り合った相手にもうけ話を持ちかけられ、3200万あまりをだまし取られました。
警察によりますと、筑紫野市の会社役員の男性(74)は先月22日、出会い系サイトで知り合った女性を名乗る相手から「オンラインショップをすればもうけることができる」などと、SNSでもうけ話を持ちかけられました。
男性は今月13日までに、指定された口座に10回にわたり、商品の仕入れ代金として3200万円あまりを振り込み、だまし取られたということです。
その後、オンラインショップの管理画面に利益が出たかのように表示されたことから、男性が金を引き出そうとしたところ、高額な費用を要求されたため、警察に相談し、被害が明らかになりました。
警察はSNSを使ったロマンス詐欺とみて捜査するとともに、SNSを通じた金のもうけ話は詐欺を疑うよう呼びかけています。