「許せない」山尾志桜里氏“W不倫”相手の元妻は自死…親友たちが悲痛告発「人の命が失われている」「国政に戻る資格はあるのでしょうか」

参院選で国民民主党から立候補予定の山尾志桜里元衆院議員(50)。6月10日午後、東京都内で記者会見を開き、「国のために全力で働ける政治家になる」などと抱負を述べた。
これに対し、今回、山尾氏の不倫相手の元妻A子さんの親友たちが「 週刊文春 」の取材に応じ、「国政に戻る資格はあるのでしょうか」などと訴えた。
旧姓の「山尾」姓で選挙戦を戦うことに
山尾氏と言えば、「 週刊文春 」が2017年9月14日号で、倉持麟太郎弁護士との“禁断愛”を報道。以降も、2人はパートナー関係を継続した。同年に倉持氏の離婚が成立し、翌2018年に山尾氏の離婚も成立。だが、問題はこれで終わらなかった。
「 週刊文春 」は2021年5月6・13日号で、山尾氏が倉持氏との密会に議員パスを不正に利用していた問題に加え、倉持氏の元妻が自死に至っていた事実を報じたのだ。当時、山尾氏はこの件について説明することなく、2021年6月に次期衆院選への不出馬を表明。政界から姿を消していた。
「以降、山尾氏は本名の『菅野志桜里』として、文筆活動に励んでいました。ただ、次第に国政復帰への意欲が芽生えてきたそうです。今回、勢いに乗る国民民主党からの出馬を表明しました。知名度を生かすため、旧姓の『山尾』姓で選挙戦を戦うこととなります」(政治部記者)
「静かに弔っていくつもりでいました。でも…」
そんな山尾氏の振る舞いに憤っているのが、A子さんの親友たちだ。「 週刊文春 」の取材に、次のように訴えた。
「あの日以来、自分の心の中で静かに弔っていくつもりでいました。でも、あの人が何もなかったかのように表舞台に戻ろうとしていることを知って、許せないという思いが強く湧き起こってしまった。自分の行動がきっかけとなり、人の命が一つ失われているのです。それなのに、未だ説明と謝罪を避け続ける誠意のない人間に、国政に戻る資格はあるのでしょうか」
現在配信中の「 週刊文春 電子版 」ならびに6月12日(木)発売の「週刊文春」では、A子さんの親友たちの悲痛告発を掲載。夫も親権も奪われたA子さんが苦しんでいた姿や、涙が止まらなかった葬儀の様子、国政に再挑戦する山尾氏に伝えたいメッセージなどについて語っている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 「週刊文春」編集部)