自民県議に「理解いただけないなら、お付き合いの仕方を考えたい」…知事が「不適切だった」と陳謝

富山県の新田八朗知事は21日、「理解いただけなければ今後の付き合いを考える」とした県議会での発言について「不適切な答弁をした」と陳謝した。
知事は18日、高岡市伏木地区出身の針山健史県議(自民党)から能登半島地震で液状化した地域への支援策について繰り返し質問を受け、「これでご理解いただけないとしたら今後のお付き合いの仕方を考えたい」と答弁。議員らが発言を問題視していた。
知事は21日、高岡市内で開かれた伏木保育園創立100周年記念式典に来賓として出席し、祝辞の中で「不適切な答弁により、伏木の方々に不愉快な気持ちをさせたとしたら、心から申し訳ない」と述べた。式典には針山氏も同席した。