ドジャースの大谷翔平選手を装い、都内の女性から現金100万円をだまし取ったとして、ネパール国籍の親子が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・足立区に住むネパール国籍のニウレ・スマン・クマール容疑者(26)と、父親のシャルマ・パドマ・ナス容疑者(44)です。
スマン容疑者らはほかの人物と共謀し、去年11月、大谷翔平選手を名乗り、「自分は今、世界一の人間になったから何千万も保険料を払っているが足りない。あなたに会うために東京に行く」などとLINEでうそのメッセージを港区の80代の女性に送り、現金100万円をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、スマン容疑者らは大谷選手を名乗るフェイスブックで女性に「応援してほしい」と連絡し、LINEのやりとりに移行していました。その後、大谷選手のエージェントを装い、女性が住むマンションを訪れ、現金を受け取っていて、取り調べに対し2人は容疑を認めているということです。