今月20日に投開票が行われる参議院議員選挙について、JNNが序盤情勢を分析した結果、自民・公明の与党で非改選含めた過半数を維持できるか微妙な情勢であることがわかりました。
先週3日に公示された参議院議員選挙について、JNNではおとといときのう(5~6日)インターネット調査を行い、取材を加味して序盤の情勢を分析しました。
それによりますと、自民党と公明党はいずれも議席を減らし、非改選を合わせて過半数となる50議席が獲得できるか微妙な情勢であることがわかりました。
野党では、立憲民主党が選挙区で議席を増やすほか、日本維新の会、れいわ新選組も小幅に議席を積み増す見通しです。
国民民主党は改選4議席を大きく上回り、大幅に増やす見通しです。
参政党は比例で大きく議席を増やすほか、選挙区でも議席を獲得する可能性があります。
日本保守党は新たに議席を獲得する見通しです。
一方、日本共産党は議席を減らす見通しで、社民党は議席を獲得できるか微妙な情勢です。
ただ今回の調査では、4割あまりの人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。