万博アメリカパビリオンにも未払い 「私たちの笑顔を返して」と声明 大阪府に建て替え要望も「難しい」との回答

新たにアメリカパビリオンでも未払い問題です。
大阪・関西万博の海外パビリオンで、これまでマルタやアンゴラ、中国、ドイツなどで複数の建設業者が工事費の未払いを訴えています。
「被害者の会」は9日の会見で、新たにアメリカパビリオンでも未払いがあったと発表し、内装工事を担当した建設業者の声明を紹介しました。
「私たちは元請けの指示通りに工事をしました。私たちの笑顔を返してください。そして万博が成功したと思わせてください」
この会は先月、大阪府に立て替え払いなどを求める要望書を提出しましたが、「民間事業者間の紛争解決のために税金を充てることは難しい」と回答があり、さらなる要望のため署名を集めています。