東京選挙区で山尾志桜里さん落選「伝える力が不足していた」

元衆院議員の山尾志桜里さん(50)は、東京選挙区から無所属で初の参院選に臨んだが、当選できなかった。
山尾さんは民進党政調会長を務めた後、立憲民主党を経て国民民主党に入党したが、2021年に国会議員用のJRの無料パスを私的流用していたことが発覚し、政界を引退。今回、同党から一度は比例選出馬の内定を得たものの、党内から反対意見が出るなどし、見送られた経緯がある。
山尾さんは、「伝える力が不足していた」と述べ、今後については「中道の政治が必要だという思いを深めている。(支持者らと)相談しながら考えていきたい」とした。