【注意】最大で定価の8倍も 長岡花火「チケット高額転売やめて」長岡市長が呼びかける《新潟》

8月に開かれる長岡まつり大花火大会…ことしは長岡空襲から80年の節目を迎える中、チケットの高額転売が相次ぎ市が注意を呼び掛けています。また長岡市は長岡空襲の犠牲者が新たに1人確認されたと発表しています。
18日に開かれた長岡市長会見。磯田市長が呼びかけたのは…。
長岡市 磯田市長
「慰霊復興平和への祈りの思いであげる花火なので市民の方には、転売に手を染めないようにしていただくことは呼びかけていきたい」
相次ぐ長岡花火チケットの高額転売への注意喚起です。
8月2日・3日に開かれる長岡まつり大花火大会…
チケットは全席有料でことしは戦後80年の節目の年や土日開催であることから、2日間34万席がすでに完売しています。
インターネット販売サイトではことしもチケットの転売が相次いでいます。
長岡花火財団によると最大で定価の8倍の価格で販売されているものもあったといいます。
磯田市長
「日本を代表する夏のイベントになった長岡大花火大会が安全で問題がでて、開催に支障がでるようなことのないように転売もやめてもらいたい」
長岡花火財団は転売対策としてことしからチケットに購入者の氏名を記載…
当日、本人確認をする場合もあると注意を呼びかけています。
長岡空襲の犠牲者の慰霊や平和への祈りがこめられている長岡まつり大花火大会。
長岡市は長岡空襲による犠牲者が新たに1人確認されたと発表しました。
新たに確認されたのは荒海修資さん当時33歳です。
遺族から去年申し出があり長岡市が戸籍などの情報から空襲による犠牲者と確認したといいます。
新たな犠牲者の発表は2018年以来で、これにより長岡空襲の犠牲者は1489人となりました。