29日も全国的に厳しい暑さとなり、気象庁によると午後4時現在、35度以上の猛暑日となった観測地点が321地点となり、現在の統計方法となった2010年以降で最多となった。これまでの最多は昨年8月4日の301地点。30度以上の真夏日となった観測地点は全国739地点で、最多だった今年7月23日の849地点を下回った。
気象庁と環境省は37都府県に熱中症警戒アラートを発表、エアコンを使用するなど涼しい環境を確保し、こまめな休憩や水分・塩分補給を行うよう呼びかけている。
この日の最高気温は、群馬県桐生市が39・9度を記録したほか、岐阜県郡上市、兵庫県西脇市、岐阜県大垣市、茨城県筑西市、岡山県奈義町でいずれも39度を超えて観測史上最高を更新した。東京都心部も午後1時36分に36・4度を記録し、今年最高となった。