群馬と広島で40度台=全国で連続4日、過去最長に並ぶ―気象庁

東北から九州では2日も晴れた所が多く、厳しい暑さが続いた。気象庁によると、群馬県伊勢崎市で40.1度、前橋市と広島県安芸太田町で40.0度を観測した。全国で40度以上を観測したのは4日連続となり、2013年8月の過去最長記録に並んだ。
今夏は7月30日に兵庫県丹波市で国内統計史上最高の41.2度、京都府福知山市で40.6度など、4地点で40度以上になった。同31日は岡山県高梁市、今月1日は三重県桑名市でそれぞれ40.4度になっており、40度以上の観測点はこれで6府県9地点となった。
2日は桑名市で39.9度、山梨県甲州市で39.8度、甲府市や岐阜県多治見市などで39.6度と、40度に迫る所も相次いだ。関東付近は台風9号が東方海上へ遠ざかり、日差しが再び強まった。
3日は東・西日本のほとんどの都府県と沖縄本島などに熱中症警戒アラートが出された。同庁は屋外の活動を短時間にとどめ、冷房を使うなどして熱中症を防ぐよう呼び掛けている。 [時事通信社]