9日午前、滋賀県高島市安曇川町の琵琶湖で水難事故があり、湖底から救助された男性が意識不明の重体です。
消防によりますと、午前11時40分ごろ、高島市の近江白浜水泳場で、「飛び込み台から飛び込んだ人がなかなか上がってこない」と通報がありました。
現場にいた人たちが琵琶湖の湖底に沈んでいた男性を発見して引き上げ、駆け付けた救急隊が男性を搬送しました。搬送時、呼吸や意識がない状態だったということです。
警察によりますと、男性は大阪府内に住む50歳の会社員で、家族や友人ら計6人で琵琶湖を訪れていました。湖岸から約30メートルの沖合に、水面から高さ約1メートルの台があり、そこから何度か飛び込んでいたということです。
また、水深は約1メートルということで、男性は湖底から救助されましたが、意識不明の重体だということです。