北アルプス・白馬岳で救助された78歳男性が死亡…75歳男性と65歳女性は無事

長野県の北アルプス・白馬岳の標高約2900メートル付近で登山中の男女3人が動けなくなり、県警大町署は9日、3人をヘリコプターで救助したが、このうち群馬県高崎市上並榎町、無職清水勇一さん(78)が死亡したと発表した。
ほかに救助された同市の男性(75)と同県富岡市の女性(65)にけがはなかった。
発表によると、清水さんらは7日、8人で入山、うち3人は途中の山小屋で宿泊し、残り5人で白馬岳に向かっていた。7日午後6時25分頃、清水さんら3人が動けなくなったと同行者から山小屋を通じて通報があった。悪天候の影響で低体温症になったとみられ、付近の山小屋に収容されていた。