今月14日、クマによる死亡事故が起きた北海道斜里町の羅臼岳付近の駐車場で、22日クマの出没が相次ぎました。これを受けて、この駐車場は22日夕方から閉鎖されています。
22日午前10時半ごろ、知床財団の職員が斜里町と羅臼町の境界にある知床峠(標高738m)付近をパトロールしていたところ、親グマ1頭と子グマ2頭を目撃しました。
その後、親子グマは峠の駐車場付近に何度も出没。
警察は、駐車場利用者に車から出ないよう呼びかけるなどしましたが、安全の確保が難しいため、駐車場を管理する北海道開発局は午後6時ごろ、駐車場を閉鎖しました。
駐車場の近くには、26歳の男性がクマに襲われ死亡した羅臼岳(標高1661m)などを見渡せる展望台があり、22日も多くの観光客らが訪れていました。