薩摩地方では、22日夜遅くにかけて土砂災害に警戒してください。
薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響により、大気の状態が不安定となっています。
降り始めから22日午後4時までの総雨量は、鹿児島市喜入中名町で351.5ミリ、南さつま市加世田で346.0ミリ、指宿で323.0ミリと2日間で平年1か月の1.5倍以上が降りました。
薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
23日午後6時までに予想される24時間雨量は多い所で、薩摩、大隅地方で40ミリ、種子島・屋久島地方で30ミリです。
気象台は、土砂災害に警戒を、落雷、突風桜島では土石流に注意を呼び掛けています。土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。