東京都は富士山の噴火に備え、火山灰による被害を伝える動画を初めて制作し、22日に公開しました。
富士山大規模噴火の国の被害想定では、最悪の場合、東京の多摩地域や23区の広い範囲で、2センチから10センチ程度以上火山灰が降り積もり、交通機関がまひするなど深刻な影響が出るとされています。今月26日の「火山防災の日」を前に、都は、降灰による被害を多くの人に知ってもらうため、動画を初めて制作しました。
国の想定を参考にしたほか、被害の状況をリアルに表現するため生成AIを活用し、過去に発生した全国の火山噴火の情報などをAIに取り込み制作したということです。
動画では、降灰によるライフラインへの影響などを紹介し、日頃からマスクや食料を備蓄してほしいと呼びかけています。