犯人隠避の病院側に改善命令=医師勤務時間、事実と異なる報告―青森県

入院中の男性患者を殺害した同室の男を隠避したとして、元院長(62)らが起訴された青森県八戸市のみちのく記念病院を運営する医療法人杏林会(東京)に対し、県は2日、医療法に基づく改善措置命令を出した。県や市に医師の勤務時間について事実と異なる報告をするなどしていた。
県は杏林会に対し、来年2月28日までに客観的な方法で医師の勤務時間などを把握する体制を構築するとともに、事実と異なる報告をした原因などを調査し、再発防止策を講じるよう命じた。 [時事通信社]