自民党総裁選、日程は「22日告示・10月4日投開票」で正式決定…期間は規程最短の12日間

自民党は10日午前、党本部で臨時総務会を開き、石破首相(党総裁)の後継を選ぶ総裁選を「22日告示、10月4日投開票」の日程で行うことを正式に決めた。選挙期間は総裁公選規程が定める最短期間の12日間となる。
総裁選は、全国一斉の党員投票を伴う「フルスペック」方式で実施する。党所属国会議員295票と党員・党友票295票の計590票で争われ、過半数を獲得した候補が新総裁に選出される。
国会議員は10月4日に党本部で投票を行い、郵便による党員投票は3日必着で受け付け、ドント式で各候補に配分される。
「ポスト石破」候補の動きは活発化しており、茂木敏充・前幹事長(69)は10日午後3時に記者会見を開き、出馬を正式に表明する。茂木氏は同日午前、東京都内で記者団に「チャレンジャーのつもりで臨んでいきたい」と語った。
一方、立憲民主、日本維新の会、国民民主、れいわ新選組、共産、参政、日本保守、社民の野党8党と衆院会派「有志の会」は同日午前、憲法53条に基づき臨時国会の早期召集を政府に求める要求書を額賀衆院議長に提出した。要求書には、衆院の239人が署名した。