自宅に母親の遺体放置か 53歳男を逮捕 警視庁

自宅アパートに女性の遺体を放置したとして、警視庁板橋署は29日、死体遺棄容疑で、東京都板橋区大山西町、無職、本村克之容疑者(53)を逮捕した。
遺体は同居する母親(88)とみられる。本村容疑者は調べに容疑を認め、「(今月)19日に母親が亡くなったが、何も考えられなかった」と供述している。
逮捕容疑は今月中旬ごろから29日までの間、自宅アパートの室内に女性の遺体を放置したとしている。
同署によると、29日午前3時45分ごろ、本村容疑者が「一緒に住んでいた母親が亡くなった」などと自ら110番通報。署員が駆けつけたところ、和室の布団の上でポリ袋に入れられた女性の遺体が見つかった。遺体に目立った外傷はないものの、腐敗が進んでおり、同署は司法解剖して死因を調べる。
本村容疑者は母親と2人暮らしで、母親の年金で生活していたという。