元迷惑系ユーチューバーで奈良市議のへずまりゅう氏(34)が9月定例市議会で大声で市長に怒鳴りつけた行為は地方自治法132条で地方議員が禁じられている「無礼な言葉」に該当するとして、奈良市議会の大西淳文議長が18日、同氏と面談し、口頭で礼節を重んじるよう求めて注意した。
面談は非公開で行われた。終了後に大西議長とへずまりゅう氏が取材に応じた。
大西議長は「地方自治法や奈良市議会の会議規則について説明した。行動力に期待した8320票の負託を受けた以上、市議として礼節を重んじて取り組んでもらいたいと伝えた」と話した。
へずまりゅう氏は「思ったことをうまく発言できず熱が膨らみ、一発の恫喝で済ませてしまった。奈良市が注目を集める中、私のせいでイメージを下げてしまった点で謝罪した」と説明。「もっと勉強して政治家として一人前になるよう努力する」と述べた。仲川市長には当日、XのDM(ダイレクトメッセージ)で謝罪したという。