20日午前、東京・文京区のビルの解体現場でクレーン車が倒れる事故がありました。ケガ人はいませんでしたが、周辺では一時およそ1300軒が停電しました。
警視庁などによりますと20日午前8時すぎ、文京区小石川のビル解体現場で「クレーン車が倒れ、電線に接触」と110番通報がありました。
当時、クレーン車はビルの解体作業にあたっていて近くのマンションに倒れたということです。
この事故による、ケガ人はいませんでした。
自宅が被害にあった人
「最初ズズーンと低い音がしてドーンとすごい音がした後にバーンって。まさか、自分のマンションだとは、びっくりしていますね」
さらにクレーン車が倒れる際、電線に接触したため現場周辺の文京区内では一時、およそ1300軒が停電したということです。
またクレーン車の転倒防止装置が張り出していた部分の歩道の一部が陥没していたということで警視庁は事故原因と当時の状況を調べています。