田園都市線の脱線事故 林官房長官「国交省が原因究明など指示」

林芳正官房長官は6日の記者会見で、川崎市の東急田園都市線で起きた列車同士の衝突・脱線事故について、国土交通省が東急電鉄に対し、原因究明と再発防止策の検討を指示したと明らかにした。
林氏は「輸送の安全確保は鉄道事業者にとって最も重要な使命だ。今後、国交省において東急電鉄からの事故原因などについての報告も踏まえ、鉄道の安全、安定輸送に向けて、必要な指導を行っていきたい」と述べた。
6日午前10時時点で負傷者はいないものの、全線再開のめどは立っていないという。【竹内望】