東京港で過去最多1万匹のヒアリ、中国で船積みのコンテナ3個から…卵やさなぎなど8000個以上発見

環境省と東京都は7日、東京港青海ふ頭で荷揚げされたコンテナ3個から、強い毒を持つ「要緊急対処特定外来生物」のヒアリの働きアリ1万匹以上(推計)と、卵やさなぎなど8000個以上(同)が見つかったと発表した。東京港でヒアリが初確認された2017年以降で最多の発見数。
都によると、コンテナは9月下旬に中国・アモイ港で船積みされ、同30日に東京港に到着。その際、事業者が多数のアリを見つけて環境省に通報した。専門家が10月1日にヒアリと確認したため、殺虫剤をまくなどして対処した。