自民党の高市早苗総裁が、女性初となる第104代内閣総理大臣に選出されました。高市新首相の誕生に、街からはさまざまな声が上がっています。
東京・有楽町では21日午後、号外が配られました。
号外は、高市新首相の地元・奈良県でも。
奈良県民
「奈良県民としてうれしいです」
私たちの暮らしは、どう変わるのでしょうか?
『news zero』は21日午後、高市新首相に求めることを聞きました。
大学生(22)(東京・有楽町)
「社会保障とか奨学金の負担に押しつぶされることなく、暮らしやすい日本になればいいな」
会社員(38)(東京・品川区)
「国民の手取り増やす政策をしてほしい」
そして、高市新政権で力を入れようとしている経済対策についても。
主婦(40代)(東京・品川区)
「物の値段も光熱費も高いので、物価高に対抗できるようになったらいい」
商店街で25年ほど生花店を営む社長は…。
生花店 社長(東京・品川区)
「僕はそんなに期待はしてない」
──商売をやっていて大変な部分は?
生花店 社長(東京・品川区)
「バイト料とかそういうの上げろ上げろというんだけど、我々も利益率とれないから、一般小売は大変。景気を良くしてもらいたいのが一番」
飲食店の代表は…。
創作料理店 代表(東京・品川区)
「自分も外食産業だが、消費税がなくなると、もうちょっと生きやすくなる」
子育てをする親としても…。
創作料理店 代表(東京・品川区)
「うちの下の子も待機児童になって奥さん働けていないので、もっと気軽に働きながら、子どもを産める環境を強くしてほしい」
新首相の誕生に世界も注目しています。
中国のSNSでは、高市新首相の就任が検索ランキングで1位に。
中国政府は…。
中国外務省 報道官
「日中両国は相互に歩み寄り(日本側が)歴史や台湾など重大な問題での政治的約束を守ることを望む」
“台湾に近い政治家”とみて、クギを刺しました。
その台湾の頼清徳総統は、SNSに祝意の言葉を投稿。
台湾・頼清徳総統
「台湾と日本は価値観を共有する緊密なパートナーであり、高市首相は台湾にとって揺るぎない友人です」
そして、トランプ大統領は…。
アメリカ トランプ大統領(米・ワシントン 20日)
「マレーシアや日本に行く。他にもいくつかの国を訪問する。ツアーのようなものだ」
外交デビューとなるトランプ大統領との会談は今月27日から29日を軸に、調整が進んでいます。
(10月21日放送『news zero』より)