機動隊員、米大使館近くでアキレス腱切る重傷…刃物4本所持の男「気象庁が意図的に気候変動させている」

東京都港区の在日米国大使館近くの路上で刃物を持った男が逮捕された事件で、男が包丁やのこぎりなど計4本の刃物を所持していたことが警視庁幹部への取材でわかった。
同庁幹部によると、男は住所・職業不詳の男(38)。24日午後2時半頃、港区虎ノ門の路上で、職務質問した警察官に包丁と果物ナイフを向けた公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。リュックサックからは、折りたたみ式ののこぎりとはさみも見つかった。
調べに「気象庁と警察庁に恨みがあった。気象庁が意図的に気候変動させている」と供述しており、警視庁が詳しい経緯を調べている。
男を取り押さえる際にけがをした男性機動隊員(26)は、包丁で右足のアキレス腱(けん)を切る重傷だという。同庁は26日、男を傷害や銃刀法違反などの容疑で東京地検に送検する。