高市首相、公邸へ近く引っ越し=洋服・アクセサリーの荷造り必要

高市早苗首相は7日の衆院予算委員会で、今月下旬以降、速やかに首相公邸に引っ越す意向を明らかにした。公邸は首相官邸に隣接する首相の住居。高市首相は現在、東京・赤坂の衆院議員宿舎で暮らしている。
立憲民主党の黒岩宇洋衆院議員が危機管理の観点から公邸に入居するよう促した。首相はこれに対し、就任直後から外交日程や国会審議に追われているとし、南アフリカで22、23両日に開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席した後、「できるだけ早く引っ越す」と答弁した。
首相は「女性の場合、どうしても洋服とアクセサリーといろんなものをセットした上で引っ越す。今、荷造りの暇どころか、睡眠時間もほとんど取れていない状況で仕事をしている」と説明した。 [時事通信社]