「“秘書の娘”に計83万円で発注を…」元グラドル・佐々木りえ議員(43)にも“身内に公金”問題が発覚《維新で相次ぐ》

藤田文武共同代表側が、藤田氏の公設秘書が代表の会社に「ビラ印刷費」などの名目で、約2000万円を支出していたことで揺れている日本維新の会。同党の佐々木りえ議員(43)も秘書の娘にビラ印刷などを発注していたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。
佐々木氏は、小倉優子らが所属していた事務所でデビューした島根大卒の“国立大卒グラドル”。その後、大阪維新の会に入り、2015年から大阪市議として活動し、今夏の参院選で見事に国会議員となっていた。
秘書の娘にポスターやビラの印刷を計83万円で発注
だが彼女の政治資金にも、疑惑の発注がある。大阪市議選があった2023年の選挙運動費用収支報告書を見てみると、立候補準備の「ポスター印刷代」77万2194円と「ビラ印刷代」6万1840円を、デザイン関係の事業者「H」のA氏に支出しているのだ。いずれも公費負担の支出分だ。
「実はこのA氏は、佐々木氏の公設第一秘書の娘さんなのです」(市政関係者)
そして、彼女は参院議員になった7月にも、Hに支出をしているのだ――。
11月19日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」並びに20日(木)発売の「週刊文春」では、佐々木氏による7月のHへの支出の中身、佐々木氏との一問一答、藤田共同代表の疑惑の発注に関わる“新事実”などについて詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年11月27日号)