皇族の公務見直し「あり得る」 宮内庁次長

秋篠宮さまが11月の誕生日記者会見で、皇族数減少に伴う公務の在り方に言及されたことについて、宮内庁の黒田武一郎次長は1日の会見で「皇族数の減少は、さまざまな公的活動との関係で課題があると認識している」と述べた。現行制度を前提とした場合、公務の削減や分担の見直しが「あり得る」との考えを示した。
その上で「今後、本格的に公的な活動を担うことが期待される方もおられる。活動の在り方については、皇室の方々の考えを伺いながら検討していく必要がある」と述べた。
黒田次長は、安定的な皇位継承策と併せて「国会の場で議論をしっかり進めてもらいたい」と求めた。