テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は10日、おこめ券の配布を巡り自治体で見送りが続出していることを報じた。
番組では、長野市の荻原健司市長が「必ずしもおこめ券にこだわる必要はないのではないか」との考えを示したことを報道。さらに福岡市の高島宗一郎市長がおこめ券について「500円を配るのに(経費が)1割以上60円。そこのコストに対しては国として問題意識をぜひもっていただきたいなって思います」と述べ、同市は、おこめ券は配布せず、一般家庭用の下水道料金で基本使用料と従量使用料を2か月分無料、さらに市内全域で使える20パーセントのプレアミアム商品券を発行することを紹介した。
さらに鈴木憲和農相のお膝元になる山形県で配布されるのかを番組が独自調査。県内の35市町村に聞き取りを実施し、その結果「31市町村」が配布するかどうかを検討中。残りの4市町村は配布しない方針で「現時点でおこめ券を配布することを決めた市町村はゼロという結果」と報じた。