元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員が16日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。事実誤認情報を短期間で2回も発信し注意を受けた自民党の女性外務副大臣について、「更迭すべき」と指摘した。
木原稔官房長官は16日、立憲民主党の小西洋之参院議員をネット番組で批判した内容が不正確なものだったなどとして、国光文乃外務副大臣を厳重注意した。尾崎正直官房副長官は同日、国光氏が小西氏に謝罪し、発言を撤回したことを明かした。国光氏は同番組で、小西氏に言及し、厚生労働省の官僚時代に「10分しか持ち時間がないのに(質問通告を)50問ぐらい聞かれた。本当に死にました。それで辞めた女性閣僚もたくさんいる」などと発言。立憲側は事実と異なるなどとして抗議していた。
ちなみに国光氏は11月10日にも、自身のXに、国会質問の事前通告を巡る事実誤認情報を投稿したなどとして、木原氏から注意を受けたばかりだった。
こうした状況を受け、杉尾氏は、国光氏が厳重注意を受けたことなどを報じた一部メディアの記事を添付。「とんでもないデマを振りまく副大臣。質問通告を巡っても事実無根のSNS投稿で注意を受けた。まず本人が謝罪すること。その上で更迭すべきだ」と述べた。