自民党東京都連のパーティー券をめぐり刑事告発を受けていた萩生田光一衆議院議員ら5人について、東京地検特捜部は不起訴処分としました。
自民党の萩生田光一衆議院議員や当時の都連の会計責任者ら3人は、自民党東京都連が2023年1月に開催した政治資金パーティーをめぐり、3つの政治団体から20万円超えの支払いあわせて258万円分を受けていたにもかかわらず、政治資金収支報告書に収入として記載していなかったとして、大学教授らが刑事告発していました。
また、自民党・若宮健嗣元衆議院議員と若宮元議員の政治団体の当時の会計責任者についても、2023年の都連の政治資金パーティーで20万円を超える200万円分のパーティー券を買っていたにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載していなかったとして刑事告発されていました。
特捜部は18日までに萩生田議員ら5人についていずれも「嫌疑なし」で不起訴処分としました。
自民党都連をめぐっては、他にも複数の刑事告発が出されています。