レーダー照射に「強い懸念」=日比防衛相がテレビ会談

小泉進次郎防衛相は18日、フィリピンのテオドロ国防相とテレビ会談を行った。航空自衛隊機に対する中国軍機のレーダー照射や、中国とロシアの爆撃機による日本周辺での共同飛行について説明し、「強い懸念」を共有。東・南シナ海での中国の行動を念頭に、力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対する立場を確認した。
会談では、自衛隊と比軍の相互往来を容易にする「円滑化協定(RAA)」が9月に発効したことを踏まえ、運用面の連携強化も申し合わせた。 [時事通信社]