山形県警長井署は17日、13日に山形県白鷹町の町道で血を流して倒れているのが見つかった男性について、左胸に猟銃の発射弾が命中したことが死因だったと発表した。第三者が介入した形跡はなく、何らかの原因で誤って銃弾が自分に向けて発射されたとみられる。
発表によると、亡くなったのは同町の無職男性(78)で、猟銃所持許可を受けていた。同日朝、家族に「イノシシのわなを掛けに行く」と伝えており、実際にわなが掛けられていたという。男性は車の近くであおむけに倒れており、猟銃が座席に置いてあった。
県警は「狩猟期間は3月まで続く。適切な猟銃の使用で事故防止に努めてほしい」と呼び掛けている。