「本当にパニック」車が特急列車と衝突し炎上 車に乗っていた人が死亡 直前に踏切内で追突事故 近鉄京都線『新祝園駅』近くの踏切

20日午前、京都府精華町の近鉄京都線の踏切で特急列車と軽乗用車が衝突し、軽乗用車が炎上しました。

炎上した車に乗っていた人の死亡が確認されました。

警察などによりますと、午前11時すぎ、京都府精華町にある近鉄京都線「新祝園駅」近くの踏切で、軽乗用車と橿原神宮前行きの4両編成の特急が衝突したということです。

車は踏切で列車と衝突し、100m以上引きずられ炎上したということです。

火は約3時間で消し止められましたが、特急の先頭車両や京都行きの急行の側面にも延焼しました。

軽乗用車に乗っていた人の死亡が確認され、年齢や性別は分からないということです。

特急や急行の乗客、計約580人にけがはありませんでした。

(急行の乗客)「(車内は)泣いている人もいて、本当にパニックになった人が多いという印象」

軽乗用車は特急と衝突する直前に踏切の中で追突事故を起こしていたということで、警察は事故の原因を詳しく調べています。