名古屋大で薬品が爆発、3人けが 室内の薬品庫を整理中

23日午前11時45分ごろ、名古屋市千種区の名古屋大東山キャンパスで「掃除中、何らかの薬品が爆発した」と教員から119番があった。地元消防によると、20代2人、30代1人の男性計3人がけがをした。いずれも意識があるという。愛知県警や消防が現場の状況を確認している。
消防によると、爆発があったのは理学部4階の実験室。室内の薬品庫を整理中に「テトラクロロシラン」という物質が入った瓶が爆発した。有毒ガスが発生した可能性があり、消防隊員が実験室に入り、回収作業などをしている。
東山キャンパスには文系と理系の計8学部と大学院の研究科が入っている。