関越道通行止め解除、路面に雪なくてもドライバーは速度抑え走行…燃えた電光掲示板撤去し中央分離帯も修復

群馬県みなかみ町の関越自動車道下り線で起きた多重事故の影響で、上下線が通行止めとなっていた月夜野インターチェンジ(IC)―湯沢IC間について、東日本高速道路新潟支社は28日、通行止めを全て解除した。
通行止めは同日午前0時45分に上り線で解除されるなど順次進み、午後1時に全区間が通行可能となった。事故現場の水上IC付近では、燃えた電光掲示板が撤去されたほか、ガードレールが曲がるなどしていた中央分離帯も修復された。路面に雪はなかったが、ドライバーは速度を抑えて走行していた。
事故は26日午後7時25分頃に発生した。トラックや乗用車など67台が絡んで20台が炎上し、2人が死亡、26人が重軽傷を負った。東日本高速道路は関越道の利用を控え、迂回(うかい)を呼びかけていた。