小泉進次郎防衛相は8日、沖縄県庁を訪れ、玉城デニー知事と就任後初めて会談した。小泉氏は「安全保障環境は急速かつ複雑に変化している」と述べ、南西諸島の防衛体制強化に理解を要請。玉城氏は政府が年内を目指す安全保障関連3文書改定について「大変懸念している」と述べ、沖縄の基地負担増加につなげないようくぎを刺した。
小泉氏は安保環境に関し「中国は東シナ海や太平洋で活動を活発化させ、ロシアも活発な軍事活動を継続している」と指摘。玉城氏は3文書改定に絡み「非核三原則は堅持すべきだ」とも語った。
小泉氏は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、県の理解を改めて要請。玉城氏は「辺野古(移設)は基地負担の(本土との)格差を固定化するものだ」と語り、移設を断念して県との対話で問題解決を探るよう要求した。 [時事通信社]