のぞき穴から冬眠するクマ観察、相次ぐ出没で例年以上の注目…寝室の隅で丸くなる姿「寝息でも聞こえるかと」

盛岡市動物公園「ZOO(ズー)MO(モ)」で、飼育員が冬眠するクマの生態などを解説する「ニホンツキノワグマの冬眠ガイド」が開催されている。同園によると、冬眠中のクマを観察できる動物園は全国的にも珍しく、人里に相次ぐクマの出没で例年より注目が集まっているという。2月15日まで。
同園では、できる限り野生の生態に近い形で暮らしてもらおうと、1989年の開園当初からクマを冬眠させている。飼育されているのはツキノワグマの成獣で雌の「姫」と「リオ」。2頭は昨年12月中旬に冬眠に入ったという。
11日は、県内外から5組が参加。飼育担当から説明を受けながら、寝室ののぞき穴からライトをかざし、真っ暗な寝室の隅で丸くなって冬眠しているクマの様子を観察した。
参加した盛岡市の団体職員(53)は「寝息でも聞こえるかと思ったが、微動だにしない。飲まず食わずで冬眠する動物のすごさに驚いた」と目を丸くした。
冬眠ガイドは1組15分程度で、料金は1組1000円(税込み)。土日・祝日の開催で、1月は満員の日もあるが、2月は空きがあるという。