大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)と大阪市の横山英幸市長は15日、共に16日に辞職願を提出し、出直し選に出馬する意向を表明した。維新の看板政策で、政令市の大阪市を廃止して複数の特別区に再編する「大阪都構想」の是非を問う選挙と位置付ける。知事選と市長選の日程は、2月8日投開票が有力視される衆院選に合わせたい考え。
吉村氏は大阪市で開かれた地域政党「大阪維新の会」の会議の冒頭、「横山市長とダブルで出直し選挙に挑戦させていただきたい」と表明。その後の記者会見で、出直し選に踏み切った理由について「都構想挑戦が大阪のさらなる成長に必要だと判断した」と説明した。
都構想は、大阪府・市の二重行政の解消が目的。自民党と維新の連立政権合意書には、「副首都構想」に関し、今年の通常国会での法案成立が明記されている。これに関して、維新は、副首都に選定される地域について、都構想が実現していることを要件とするよう主張。「大阪都」を誕生させた上で、副首都誘致につなげる狙いだ。 [時事通信社]