東京都内最大の約78万人の有権者がいる世田谷区では、次期衆院選の投票の際に使用する「投票所入場整理券」の発送が大幅に遅れることが確実だ。
同区選管によると、区は今月、選挙のためのシステムを一新。これまでは選挙人名簿登録者の情報を印刷業者に送り、業者がプログラムを使って印刷してきたが、「想定外の解散」(選管)で、新システム用のプログラムの作成が間に合わなかったためだ。
別の手法で印刷するが、有権者の手元に整理券が届くのは、通常より1週間遅れの2月4~6日になる見通し。整理券がないため期日前投票をためらう有権者が増える可能性があることから、選管は、整理券なしでも投票できることを記載したチラシを全世帯に配る方針だ。
区選管の織田健一次長は「解散から選挙まで短く、新システムを初めて使うので不安があるが、万全の態勢でミスがないようにしたい」と話した。